企業情報
会社概要
社名 | 本間電機工業株式会社 |
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代表者 | 代表取締役 本間 隼人 |
本社所在地 | 〒955-0092 新潟県三条市須頃3-60 電話番号:0256-33-0222 FAX番号:0256-35-3994 |
創業・設立 | 1945年12月20日 本間モートル商会創業、1974年10月31日 本間電機工業株式会社設立 |
資本金 | 5,000万円 |
売上高 | 18億1,313万円(2023年7月実績) |
従業員数 | 62名 内女性9名(2024年4月現在) |
建設業許可番号 | 新潟県知事許可(特-29)45440号 |
事業内容 | 電気工事 通信工事 空調工事 省エネ・環境分野 自動制御システム |
取引銀行等 | 三条信用金庫 第四銀行 北越銀行 大光銀行 |
表彰 |
三条市建設産業優秀賞佐藤優秀賞
Panasonic
ジャンプアップセール2位 Panasonic
ジャンプアップセール3位 Panasonic
ジャンプアップセール感謝状 リニューアルコンテスト
2014金賞 リニューアルコンテスト
2018優秀賞 |
資格保有者数 |
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グループ企業 | ホンマ・コーポレーション株式会社 新潟県三条市石上3丁目17番35号 https://honma-corporation.com/about.html |
創業の歩み、沿革
昭和20年 本間モートル商会 創業
本間電機工業の歩みは、昭和20年に本間賢作が本間モートル商会を創業したことからはじまる。終戦によって、日中戦争と太平洋戦争の長い従軍生活が終わり、賢作氏はふるさと三条に帰ってきた。戦後の何もないなか、これからは電気の時代だ、との想いから、モートルの修理業をゼロから起業した。
高圧モートルの絶縁修理という未知の分野に取組み、その技術を獲得していった。加茂の水害で水没した数十台のモートルを、家族総出で修理し、納期を守るため寝る間も惜しんで修理を終わらせ、納めたこともあった。
モートルの巻き替え修理の時、スロットの中のコイルを抜き、鉄心に付着している絶縁材をとる作業でも、人がやったあと必ず自分で光を奥まで当て取り残しがないか確認していた。几帳面な性格で決して手抜きはせず、とにかく真面目に取り組み、その姿でお客様の信頼を得てきた。事業家というよりも職人・技術者であった。賢作氏の、仕事に取り組む基本姿勢、「誠実に対応する」、「技術力を磨く」、「信用を大切にする」、これは現在の本間電機工業の基本姿勢そのものである。
中小の製造業の町である、三条の特色をよく理解し、そのニーズに合う修理業を起こし、戦後の地場産業の発展に、技術面から大いに貢献していった。
昭和49年 本間電機工業 設立
昭和38年に本間晃(現相談役)が入社し、モートルの修理業だけでは将来の展望が見込めないとの想いから、電気工事業に活路を見出し、東京の佐々木電気さんに見習い修行に行った。ビルの新築工事から生産設備の電気工事まで様々な業務を経験し、電気工事の技術を身に着けていった。残業、百数十時間という超ハードな修行を経験したのち、三条に戻り、電気工事業をスタートさせた。本間電機工業を設立したのは、昭和49年のことであった。
賢作の築いてきた信用を足がかりに、地場の工場の低圧や高圧の電気工事を受注していった。しかし、一般の電気工事だけでは、先発の電気工事屋と差別化できない、との想いから、自動制御技術の習得に取り組みだした。昭和54年には、本間好夫(現会長)が入社し、業務を拡大していった。
更に営業エリアを三条市内だけに留めず、専任の官庁営業担当を設け、県内全域の公官庁営業を開始した。また、空調技術や光ケーブル技術を習得するため、積極的にメーカー研修を取り入れ、他社に真似できない技術力を確立していった。更には、会社が成長するためには、社員一人ひとりの人間力の向上が欠かせない、との想いから、地獄の特訓研修、創造経営研修と社員教育にも力を入れていった。
創業75周年
平成25年に本間隼人(現社長)が入社。
令和元年9月に事業承継を行い、本間電機工業は創業75周年、設立45周年を迎えた。
電気・通信・空調工事の総合的なサポート事業を通して、お客様の課題解決に取り組んでいく。
これからも本間電機工業は、原点である「困っているお客様の役に立つ」その精神を受け継ぎ、プロとして技術力の更なる研鑽につとめ、きめ細やかなサービスを追求し、地域社会の発展に貢献し続けていく。
沿革
1945年 | 本間賢作が本間モトール商会を創業 モーターの巻替え業務をはじめる |
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1959年 | 高圧モーターの絶縁修理技術を身につける |
1962年 | 水害で多数のモーターが水没、家族総出で朝までに巻替え修理を行い、お客様に喜ばれる |
1963年 | 本間晃 入社 |
1966年 | 本間晃が東京の佐々木電気さんへ見習いへ行く |
1968年 | 本間晃が三条に戻り、電気工事業を開始する |
1969年 | 自動制御盤第1号を制作する |
1970年 | 新潟県電気工事工業組合に加入 |
1974年 | 本間電機工業株式会社設立 資本金1,000万円 本間賢作が社長に、本間晃が専務に就任 |
1975年 | 建設業許可 電気工事業(一般)許可を取得 |
1976年 | 三条市の公共工事(大崎中学校)を初受注 |
1977年 | 新潟県の公共工事(公営住宅)を初受注 本社住所を三条市下須頃681-1に移転新築 |
1979年 | 本間好夫 入社 |
1980年 | 新潟県設備工事協同組合に加入 |
1981年 | 地獄の特訓研修を開始、人間力を高める取組みを始める |
1982年 | 建設業許可 電気工事業(特定)許可を取得 |
1983年 | 資本金を3,000万円に増資、新潟県電業協会に加入 |
1984年 | (株)サンアイ(現ホンマコーポレーション)設立、製造業務を開始 |
1985年 | 工場の新築工事を多数受注する |
1986年 | 本間晃が社長に就任 創業40周年記念式典 |
1987年 | コンピュータシステム(経理、原価管理)自社開発 |
1988年 | 年間売上10億円達成 新社屋新築(三条市須頃3-60) |
1989年 | コンセプト「お客様の満足、わが社の願い」とロゴマークを設定 |
1990年 | 資本金5,000万円に増資 三条倫理法人会に加入 |
1991年 | 日本創造経営研究所の研修を開始 第1回事業発展計画発表会 中小企業大学校を受注 |
1992年 | 創業者 本間賢作逝去 評価制度確立、家族同伴ハワイ社員旅行 市民球場受注 |
1993年 | 建設省優良工事表彰、優秀代人表彰を受賞 建設電気技術協会に加入 道路公団 中央IC照明工事を受注 |
1995年 | 製造業務を集約するため、石上に工場を移転新築 |
1997年 | 建設業許可 電気通信工事業許可を取得 通信工事業開始、光ケーブル工事初受注 |
1998年 | 新潟県優良工事受賞 |
1999年 | 経営理念 策定 建設業許可 管工事業(一般)許可を取得 |
2000年 | 県内の1/3のETC設備を施工 |
2001年 | 県内の光ケーブル敷設工事を多数受注 ゴルフナビ関連の受注開始 HQM活動開始 |
2002年 | ICタグ活用回転寿司自動廃棄システムの受注 |
2004年 | 高崎営業所開設 関東での仕事の受注開始 建設業許可 電気通信工事業(特定)許可を取得 建設業許可 土木工事業(一般)許可を取得 建設業許可 消防施設工事業(一般)許可を取得 |
2005年 | 発電機工事を多数受注し、年間売上14.7億円達成 建設業許可 機械器具設置工事業(一般)許可を取得 |
2007年 | 高崎営業所閉所、発電機事業終了 本間好夫が代表取締役社長に、本間晃が会長に就任 |
2009年 | 省エネ提案事業を開始 建設業許可 とび・土工工事業(一般)許可を取得 建設業許可 鋼構造物工事業(一般)許可を取得 |
2010年 | NEXCOと国交省の工事を多数受注 |
2011年 | 新潟県内で初となる東部工業団地のメガソーラーを施工 |
2013年 | 関東営業所開設、建設業許可 大臣許可認可 本間隼人が入社 |
2014年 | 東北営業所開設、メガソーラー、ETC2G化工事の受注 設立40周年 感謝の集いを開催 |
2015年 | 省エネ補助金を活用したLED化工事の受注 組織開発の研修開始 |
2017年 | 創業の精神 策定 関東営業所閉所、学校空調工事の受注 |
2018年 | 経営理念 策定 中期ビジョン 策定、東北営業所閉所 |
2019年 | 本間隼人が代表取締役社長に、本間好夫が会長に、本間晃が相談役に就任 設立45周年 感謝の集いを開催 |
2020年 | 事務所の全面改修工事を実施 |
2021年 | 第二次中期ビジョン策定 |
2024年 | 設立50周年記念パーティーを開催 |
地域貢献・健康・環境・安全衛生
地域貢献活動への取り組み
私たちは毎朝の清掃活動にはじまり、毎年2回の国道8号の花壇の花植えを行っています。平成27年には、長年にわたる道路美化清掃活動が認められ、国土交通省 北陸地方整備局長より感謝状をいただきました。
これからも社会のお役にたてるよう、積極的に地域貢献活動を続けていきます。
健康への取り組み(健康経営)
社員の健康が会社の事業活動には欠かせないとの想いから、心身ともに健康の維持・増進する取り組みを積極的に進めています。毎朝の朝礼時のラジオ体操にくわえ、ちょこっと筋トレを行っています。また社員有志でリレーマラソンにも参加し、健康意識を高めています。2019年には「健康経営優良法人2019」に認定され、各所からも表彰をいただいております。
環境への取り組み
気候変動問題によるCO2削減の取組み、水銀・PCB・フロンといった人体や環境に有害な物質の適正な処理など、地球環境の変化に伴い、事業者側も地球環境保全の取組みが求められています。私たちはお客様の役に立つ情報を定期的に発信し、お客様の地球環境保全の取り組みをサポートしています。
安全衛生、よりよい職場環境への取り組み
「安全は全てにおいて最優先」と経営理念の行動基準でうたい、安全大会、安全祈願祭、安全衛生委員会を開催し、社員1人ひとりが安全衛生のプロとして、無事故無災害に取り組んでいます。また私たちは、平成21年からハッピー・パートナー企業に登録し、女性社員の登用など男女問わず働きやすい職場環境の実現に取り組んでいます。
ハッピー・パートナー企業とは
男女が共に働きやすく、仕事と家庭生活等が両立できるよう職場環境を整えたり、女性労働者の育成・登用などに積極的に取り組んだりする企業を「ハッピー・パートナー企業(新潟県男女共同参画推進企業)」として新潟県に登録する制度です
具体的実施事項
大切にしていること
高い技術力
「電気は届いて当たり前、機械は動いて当たり前」その裏側には、私たちの技術力とこだわりが結集しています。
電気設備は絶縁不良など問題があれば、火災に繋がってしまうことがあります。
私たちは、お客様の大切な設備の施工を預かり、安全を確保しているからこそ、プロとして法令や技術基準を遵守し、何十年先も当たり前のように安心して使って頂けるよう、正しい施工に取り組んでいます。
また技術の進歩はますます早くなり、メーカーは新しいものを次々に開発していますので、最新の技術動向をきちんと把握し、お客様の「どうにかならないか」のご要望に幅広く応えていくことを心掛けています。
これからも私たちは、技術力を磨き続け、お客様のあらゆるご要望にお応えしていきます。
きめ細やかなサービス
製造業のお客様は、故障で製造ラインがストップしてしまうと、生産活動が出来なくなってしまいます。また空調が効かなくなれば、印刷工場や食品工場では、温度管理や湿度管理が出来ず、製品の品質が保てなくなってしまいます。
私たちは、そういったことが起こらないよう、サービスコールがあればいつ何時でも掛けつけ、お客様の利益を守り、地域の産業を縁の下で支えることを使命としています。多くの技術者を抱えており機動力があることは、他社に真似できない私たちの強みです。
更には見た目の美しさ、使いやすさ、綺麗な仕上がりにも徹底的にこだわります。
これからも私たちは、きめ細やかなサービスを追求し、お客様に寄り添い続けます。
人材育成
私たちは、経営者や工場長とのかかわりで仕事を進めて行くため、個々の人間力を高めていないと、お客様に本当の意味で喜んでもらえないとの想いで、創業時から人間力を磨くための教育に力を入れてきました。仕事は全て「人と人とのかかわり」で成り立っています。その人の人間力を上回った技術やサービスは決して生まれません。
技術者集団である私たちにとって、人こそが最大の財産です。ものや機械に決してとって変わることのできない、大切な仲間たちです。ですので、1人ひとりの個性と持ち味を尊重し、その持てる可能性を存分に広げるための研修や教育にも力を入れています。
これからも私たちは、自己の人間力を磨きつづけ、社会に貢献していきます。
家族愛の社風
創業者 本間賢作は、社員を自宅に住ませ、同じものを食べ同じ風呂に入らせ、住み込み社員を家族の一員のように接していました。毎年、食事会を開き、社員のご家族も呼んで帰りにはお菓子を持たせていました。当時の社員は、この食事会を大変楽しみにしていたようです。
この家族愛の精神は、今もなお受け継がれています。事業発展計画発表会懇親会、新入社員歓迎会、忘年会、部門毎の懇親会、数年に1回の家族同伴の海外旅行など、社員皆さんの頑張りを労う行事を多く開催しています。
当社は、休日出勤や過酷の環境下での仕事が多いですが、一人ひとりの頑張りがあってこそ、成り立っています。誰一人として欠かすことのできない大事な存在です。その頑張りに報いることが、創業時より大切にしてきた精神です。これからも、社員とその家族の心豊かで幸せな生活を追求し続けます。